節分(時々色々)

そういえば昨日は節分でしたね。

しかし伝統文化というのは親から子へと受け継がれていくものであって、テレビで見たとかスーパーのチラシに書いてあったからと言って取り入れるのは、外国文化を格好だけ真似するのと同じではなかろうか。

親から子へ。家から家へ。地域の中で。伝統の風習ってのはその土地土地のものがあるわけです。四国のお祭りが楽しかったから北海道でもやりましょう、ってのはイベンターとしては正しい道ですが、伝統を壊してることにも気付いて欲しいです。話しが思いっきりそれました。恵方巻きも、伝統を継いでやってる人達も沢山いるわけではありますが、恵方巻きを食べるほとんどの人は伝統を大事に、とか思ってやってるわけではないように思います。単に流行りに乗ってるだけでしょう。もしくはマスコミやコンビニの宣伝に乗せられているだけでしょう。そうやって伝統が薄まっていくんですが、それもまた新たな伝統の出来方なのかもしれません。一過性の流行りで終わらなければね。
どっちにしろどうせ恵方巻きを食べるなら、なんで恵方を向いて食べるのか。なんで恵方が年ごとに変るのか。なんで具が七種の太巻きなのか。なんてことにも興味を示して欲しいと思うのです。